ストレス社会のトレーダー界に生息する、おこりんぼーいの対処法について
人間関係のトラブルで比較的多いのが、感情的な人への対処法の悩みです。
ただ、感情的な人たちも、人間性に問題があるわけではなく、性質的な話なので、そこを理解しておくと、感情的な人の感情任せの雪崩攻撃に消耗が減ります。
感情的=能力ではない
頭のいい人にも感情的な人はいますし、能力の高い人もいます。
感情的な人で能力が高くない人が悪目立ちをするだけで、それは個人差です。
物事の対処や意見が対立したり、不満点に対する発露が感情的か、そうでないかという話です。
むしろ感情的な人の方が、ツボにはまった時の爆発力があるため能力が高い面もあります。
感情的=悪人ではない
なんでも感情的に物事を運ぶ人は、紛争を起こしがちなので厄介者というフィルターがかかりがちですが、悪人化というとそうではありません。
元来善悪や好き嫌いは相対的なものなので、感情的な人が起こす事象が悪いのであって、感情的な人が悪人とは限りません。
感情的な人たちにゴールは原則ない
感情的な人たちにゴールはありません。
なぜなら、ゴールを見据えて行動するなら感情的にはならないからです。
見えないゴール、または続々と変化するゴールを求めて彼ら彼女らは今日も荒れ狂います。
具体例を出すと、
何らかのコミュニティで意見の対立が起きた
↓
感情的な人から見るとAさんが悪い、Aさんが謝れば解決ってなった
↓
決めつけにAさんが半発
↓
Aさんがいよいよ悪い!許せない!となる
↓
誰かがなだめる
↓
お前も敵か!となる
↓
仕方なくAさんが謝る(当初の目的達成、これで収まらないと本来おかしい)
↓
感情的にすっきりしないので、Aさんの人格攻撃を始める
↓
周囲がドン引き、止められる
↓
感情が満足しないうえ、周りから反発されたので自分は被害者だと思い込む
↓
荒れ狂う/へこむ
↓
次回には覚えていないかのようにまたやる
大体ここまでが様式美です。
感情的な人の文章は前後がない
実はすごくいい話をしているのに、または本人的にはロジカルな話をしているのに、感情的な人の文章には前後の補足がありません。
よって、その見えない前後を受け取り側がキャッチできているかいないかでコミュニケーションの難易度が上がります。
頻繁に人ともめたりする人は特にこの徴候が強いようです(自分調べ)。
自身がその表現をするために必要とした情報量を周りが共有しているっていう感覚なのかもしれません。
長年の友人に数人いて、なんかもめる都度二行足せって言ってるのですが、足したためしがないので、ちょっと対策はわからないです。
いってしまえば地雷が多い
おそらく一番強いのはこれで、結局のところ地雷が多いのではないかと思います。
人格、能力とは別って書きましたが、エキサイトポイントが多いだけと考えると、これが一番つじつまが合う気がしてきました。
もちろん、沸点が低い説もありますが、感情的な方は、上述した通りゴールがないため、途中途中解決していないものが地雷として残っていると考えるとしっくるくるのかなと。
感情的な人との付き合い方
感情的なタイプの人との付き合い方は主に2通りの対応が良いと思います。
1,とことん冷静に向き合う
2,当たり障りなく向き合う
これはその人が好きかどうかで決めていいと思うのですが、
その人が好きならとことん向き合えばいいですし、そこまで…ってことであればそれなりに向き合えばいいと思います。
どちらの対応であっても、上記の性質を理解できていれば、過度のストレスは受けないと思います。
大戦争、大げんかしても生産的なものは何もないので、日常のストレス現象の一助になれば幸いです。